少女たちから「神様」

出会い系サイトを日ごろから利用している家出少女たちは、「神待ち」という用語を知っています。

神待ちとは、「家出をしてしまって帰る家がなくて困っている」との旨を掲示板に書き込み、男性からの援助を待つようなシステムのものです。

その泊まり先の家主の男性は、少女たちから「神様」と呼ばれます。

神待ちをしている少女たちは孤独である場合が多く、友人の家も、知人の家も当たったけれど、まったく誰も取り入ってくれなかった、という場合に、やむおえず「神待ち掲示板」を利用してしまう、というパターンが多くなっています。

彼女たちの多くは、家に帰る気がないので、しばらくはその見ず知らずの男性の家の世話になります。

しかし、家出したその少女たちは、わずか15歳ほどの少女であることも少なくありません。
大きな犯罪の被害にあってもおかしくありませんし、そのまま監禁されてしまう可能性もあります。

神待ちとは、そういった危険性をはらんだ掲示板なのです。

それでも少女たちは、「家に帰りたくない、外で寝たくない」というその一心から、神待ち掲示板を利用してしまいます。
その危険を止めて上げられる人がいなければ、彼女たちはそのまま社会から消えてしまうかもしれません。

まだ、神待ち掲示板はそこまで社会的に問題視されていませんが、これからますます、問題化していく可能性のあるものの一つです。

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